御コント(7/30)@新宿シアターアプル

御コント@アプル行って参りました。会場入った途端アプルでけぇ!!と思いましたが、始まってみるとそんな会場の広さも気にならなかった。お気づきかと思いますが今月はとにかく自分の中でお笑いブームであって(6月なんて1回しか更新してないのに)、そんな中で迎えた単独という事もありとにかくワクワクドキドキでした。なので、開場が40分押したり、開演が15分押したり、物販の混みようがハンパなかったり、席が端過ぎたり、隣が空席だったりとテンション下がる要因がいくつか合ったのが残念なところ。しかし、単独自体はとにかく楽しかった!!ネタひとつひとつの面白さがどうこうっていうより相変わらず単独自体が楽しくバカらしく茶番でありました。あー御コントだなぁと実感して参りましたよ。

  • オープニングコント

エロいおねーさんのグラビアに「天誅」の文字が書かれた大きなスライド。そこを切り刻んで現れるお二人。吉村さんのあの格好はなんというのか・・歌舞伎のような。赤くて長い髪に白塗り。煌びやかな着物で剣を振りまくる。その横でバズーカをぶっ放す徳井さん(衣装は黒子だったっけ?)。金銀のテープを会場にぶっ放してました。テンションあがる!!よっHATENKOU!!BGMは今宵もTRF
天井から落ちてくるタライ(でたー)、倒れる二人。そこに現れる吉村さん(笑)着物着てたのは別人だったのね。「トイレ行ってる間に始まっちゃった?」「え、これ誰?」で、スタート!!

  • OPVTR

前回同様テクノっぽい。着物で露っぽいお二人。徳井さんが持ってたのはひょうたん??

警察官と交通違反をしたお坊さん。

  • 昼下がりのゲートボール

ゲートボールを楽しむおじいちゃん二人。ボールがキスしてる若者の足元にあるためそれを取りに行こうとする。

  • 大佐を起こす

キタコレ軍服コント。といっても位の高い軍服ではないんですが。徳井さんの帽子がやけにリアル。名前どおり大佐(人形)を起こすコント。寝言と会話しちゃったり。大佐の枕元にあった軍帽かぶってほしかったよ。

  • マニュアル通り

スーパーの店長(吉村)とマニュアル通りの店員(徳井)。完全にボケツッコミ逆。いや、困惑する吉村さんがボケで間違いなのか?暗転を使ったコント。カラーボールで光るのがなんとも。

  • オヤジと常連

ラーメン屋のおやじと常連客。大層なセットと小道具のわりに、小林旭口調の吉村さんがただラーメンをあちらこちらに叩きつけるだけというザ・ノブシコブシコント。ずるい。

  • 野次馬

火事で家が扉だけになってしまった吉村さん宅を野次馬する徳井さんと700人(観客)。これまた徳井さんがボケのような。とにかく自由すぎる徳井さん最高。異様にかわいいんだこれが。なぜか吉村さんに「おかえりー」と言わされましたよ700人。面白かった。

  • 桃ちゃん

「桃ちゃん」オタクの二人がヲタ芸を踊る。え、なんでヲタ芸??と思ったけどとにかく切れがいい(笑)桃ちゃんのタオルが飛んできて大興奮の二人。でも最後は桃ちゃん自体が飛んできてドン引き。「こういう形はちょっと・・」

  • 約束の一打

甲子園で母との約束のために打って勝とうとするバッタボークスの真剣な徳井さん。そこに出てくる3塁ランナーの吉村さん。スカウトを断ってNSC入りをするつもりでカメラに必死にアピール(笑)。実況・解説付き。

  • ドラゴンソード(1)

勇者吉村。剣を抜いたものが真の勇者だ!という説明中に剣がゆらゆら・・。必死で押さえるものの結局倒れちゃった。

  • ドラゴンソード(2)

勇者徳井。宝箱から伝説の剣と盾と鎧を見つける。でも宝箱は明らかにゴミ袋。最後は「ゴミだろーがっ!」と一蹴。

  • 母と子

眠れない子供(徳井さん)に絵本を読む母(吉村さん)。そこに訪ねてくる男性。早く子供を寝かしたいからって適当に絵本読んだり、あげく手刀で寝かそうとする。そして見つけた本当の鬼。

洗顔してたら水がでなくなって。コーンに刺さったり、タオル探したり、ホースを蛇と間違えて大騒ぎしたり。

  • エンディングコント

エンドロールが流れる中、舞台上には白着物*1を来た吉村さん。雪が降る中、切腹しようとするが出来ずBGMを歌いだす(福山まさはるの曲名ワカンナイ!)。そこに黒着物徳井さん登場。吉村さんの首を切って終演。 客だしBGMはルミネ同様「戦場のメリークリスマス」でした。
ブリッジは舞台に張られた白幕で次のコントの準備する様子を影絵で。影絵「宇宙」に出てきた星は謙先生だったのでしょうか。エンドロールに名前を見つけられませんでしたが、、。
以下、ノブシコブシ至上主義な私の若干ウザい感想。
こうして振り返ってみると徳井さんつっこんでないですね(笑)まぁそんなことはいいんですが。やはり今回も2時間ピッタリの公演時間でした。コントを数本見た、というより「御コント」という単独を見た、という印象が強い。ネタひとつひとつが面白いっていうよりも、全体的に楽しいイベントになってるんですよ〜不思議と。そういえば考えてみると、今まで単独からおろしたネタって少ないですよね。シーツくらい?御輿をダイナマイト関西でやったんでしたっけ?結局新ネタを作るんじゃなくてイベントを作るっていう感覚なのかなーと勝手に解釈しています。グッヅ等に関しても。お客さんを楽しませるアイテムが毎回満載だもんな。
噂の物販はポスター・Tシャツ・ブロマイド。全て目にも出来ませんでした(混んでて)。でもって目玉?の「マンスリーよしむら と とくい」。これがまた楽しい。だって200円で販売してて付録に250円がついてくるんだよ?意味がわかんないよ!現金て若干キモチ悪いし(笑)でもってもう一つの付録?が、最後のページを切るとカセットテープの背表紙になるお二人のアイドル仕様写真。カセットかよーっと爆笑させていただきました。もちろん雑誌の内容も楽しい。
しかしなー、今回コントひとつひとつの短さにビックリしました。とっても贅沢なセットを使っての短いコントたち。これが破天荒ってやつですか。さすがしゃもじありきでネタ作るだけあります。とにかく「ラーメン屋」「野球」とかって注文してからネタ作ったのかなぁなーんて思ったり。使い方は間違いなく勿体ないのに、ネタとしては特に勿体ないと感じさせないのは、やはりお二人の演技力のせいなのでしょうか。
とにかくキャラに入ってるときのお二人が素敵すぎる!!「勇者」の吉村さんなんて立ってるだけで目が離せなかったです。あの目力。極論、ボケがなくてもあの二人が舞台上でキャラに入ってるだけでずっと見てられる自信あります自分。次はこんなキャラか〜と思うだけでワクワクしてしまう!でもって、これは完全に趣味ですが(苦笑)、どんな衣装も似合うんだこれが!
ブリッジについて。VTRがよかったという感想も多いみたいだし、私も映像見たかったなと思いました。でも、ルミネの時同様、そこでしか見れない単独を見せてくれるのが御コントなのですよ。あの影絵はルミネでも見れないよ。左右に電子掲示板?があってそこに文字が出るのがまた雰囲気良い。真正面で見たかったよ。そう、なんか今回のアプルは映画館ぽくて、まさに「舞台上の平成ノブシコブシのネタを見る」というより「(周りの掲示板や幕も合わせて)ひとつの作品を見る」といった単独だったんじゃないかと。正面で見たらそう感じたんじゃないかなーと。憶測ですけど。
簡単にいうと楽しかった!色遣いも舞台遣いも派手で最高でした。HNK第二で見てるお二人とはまるで別人のようでした(笑)どっちも好きです。
さてさて。どうにかひかり荘前に感想書ききれてよかった。適当な感想&憶測をとばした所で、ひかり荘で色々話聞くのが楽しみです。

*1:フライヤー参照